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ジュニアウインターカップへの道 Game2 サンシャインズ|リバウンドでつかんだ勝利

〖日付〗2025年11月9日
〖会場〗郡山西中学校
〖大会名〗ジュニアウインターカップ奈良県予選 準決勝

〖対戦相手〗サンシャインズ
〖スコア〗Pirates U15 77 – 53 Sunshines
         1Q 18 – 10
         2Q 17 – 15
         3Q 18 – 9
         4Q 24 – 19

試合概要

ジュニアウインターカップ奈良県予選の準決勝は、全国クラブ選手権予選決勝でも対戦したサンシャインズとの再戦。お互いに手の内を知り尽くした相手との一戦は、立ち上がりから激しいリバウンド争いとフィジカルな攻防が続く展開となった。

パイレーツは序盤こそ相手の執念深いオフェンスリバウンドに苦しみリードを許したものの、フリースローを確実に沈めながら少しずつ主導権を奪い返す。中盤以降はベンチメンバーも含めて全員が役割を果たし、最終的には77–53と快勝。目標としているジュニアウインターカップ本戦出場まで、あと1勝に迫る大きな一歩となった。

試合の流れ

1Q:開始1分間は両チームともにミスが続き、なかなかスコアが動かない。我慢比べの時間帯で、サンシャインズが執拗にオフェンスリバウンドを奪い、セカンドチャンスから得点。パイレーツはリードを許す苦しい展開となった。それでも#10中村・#8小林・#26西本が1on1から積極的に仕掛け、相手ファウルを誘発。得たフリースローをしっかり決め切ることで流れを引き戻す。終盤にはディフェンスのギアも一段上がり、18–10とリードを奪って1Qを終えた。

2Q:2Q序盤、途中交代で入った#22山本と#2髙村が躍動。連続でオフェンスリバウンドをもぎ取り、そのままセカンドチャンスにつなげて得点を重ねる。ゴール下で主導権を握ったことで、相手に流れを渡さずリードをさらに広げていく展開に。ディフェンス面でも、ローテーションとヘルプポジションが整理され、失点を最小限に抑えることに成功。ベンチメンバーのエナジーがチーム全体に伝播し、完全にパイレーツペースで試合を進めることができた。

3Q:後半に入ると#11平山がゲームメイクで存在感を発揮。ドライブからの1on1だけでなく、味方へのアシストも決まりはじめると、オフェンスが一気に活性化する。速攻とハーフコートオフェンスをうまく織り交ぜながら得点を重ね、最大25点差までリードを広げた。途中出場の#9友重・#35松本・#12橋本・#28髙木もコートに立ち、それぞれの持ち味で貢献。積極的なディフェンスやルーズボールへの飛び込みなど、スタメンに負けないエナジーを見せ、チーム全体で試合を支配する時間帯となった。

4Q:最終クォーターは点差こそリードしているものの、一進一退の攻防が続く展開。そんな中でもパイレーツは集中力を切らさず、点差を保ちながら時間を進めていく。残り6分、#22山本と#33榎堀が果敢な1on1から連続で得点。これにはベンチも大きく盛り上がり、コートとベンチが一体となった雰囲気に。さらに#21松尾がシュートを沈めると、応援席からも大きな歓声が上がり、会場のボルテージは最高潮に。最後まで主導権を渡すことなく、77–53で準決勝を勝ち切った。

キープレイヤー

#8 小林:14得点・6リバウンド
  序盤の苦しい時間帯から安定して得点を重ね、リバウンドでも体を張ってチーム
  を支えた。オフェンス・ディフェンス両面で欠かせない存在に。
#10 中村:16得点・6リバウンド・2ブロック
  1on1で果敢に攻めてフリースローを獲得し、試合の流れを引き寄せたキープレイ
  ヤー。高さを生かしたブロックショットも決まり、相手オフェンスに大きなプレ
  ッシャーを与えた。
#26 西本:16得点(FG5/5 100%)・5リバウンド
  高確率なシュートで効率よく得点を量産。ミスの少ないプレーでチームに安定感
  をもたらした。リバウンドでも存在感を発揮し、攻守のバランスが光った。

総括・展望

全国クラブ選手権予選決勝でも対戦したサンシャインズ相手に、今回も簡単にはいかない立ち上がりとなった。ゲームの入りの悪さやリバウンドで押し込まれる時間帯もあり、「本当に勝ち切れるのか」と不安になる場面もあった。

それでも、フリースローを確実に沈める冷静さ、ベンチメンバーを含めた全員のジャンプとリバウンドへの執念、そして3Q・4Qでギアを上げる集中力が、最終的に大差での勝利につながった。目標としているジュニアウインターカップまであと1勝。必ず優勝!

試合前には、決勝で対戦することになるバンビシャス奈良の試合をチーム全員で観戦し、イメージを共有できたことも大きな収穫となった。相手のスタイルを目で見て感じたうえで準備できるのは、次戦に向けて心強い材料だ。

ここまで積み上げてきた練習の成果を信じて、残り1週間の調整でさらなるレベルアップを図りたい。ジュニアウインターカップ本戦出場と「優勝」という目標に向かって、パイレーツの挑戦は続く。

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